日常に潜む,ささやかな魔法 絵の紹介

葛飾北斎 神奈川沖浪裏

これは,日本だけじゃなく世界中の人々が知っている葛飾北斎の代表的な絵の1つです。

巨大な大波の迫力と、遠方に見える見える富士山の対比が印象的です。動と静のダイナミズムや

画期的な青色(プルシアンブルー)が絵を作っていることが分かります。

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ 星月夜

1889年に療養先の精神病院で描かれた心象風景です。

激しくうねる夜空や死の永遠象徴とされる糸杉が特徴です。

渦巻く空の下には穏やかな村が描かれていますが、これはゴッホの故郷であるオランダの風景の記憶を

重ねて描かれたと言われています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ モナ・リザ

口元や目元の微細な影により、見る角度や距離によって笑っているようにも真顔のようにも見えます。

そして、モナリザの左目の頭には米粒大の黄色いしこりが描かれています。

これは、医学的に眼瞼黄色腫と呼べれコレステロールが高い人によく見られる症状です。

もしかしたら、脂質異常症を描いている可能性があります。

ヨネハス・フェルメール 真珠の耳飾りの少女

真っ黒な背景から浮かび上がる少女は、何かを語りかけるようにわずかに口を開けています。

目にはハイライトが2つはいっており、潤いとみずみずしさを表現しています。

耳元で揺れる真珠は、実はフックが描かれておらず、数筆の白い絵の具のタッチだけで立体感と

光の反射が見事に表現されています。

パブロ・ピカソ ゲルニカ

この絵はスペインの内戦を題材にしたピカソの代表的な絵です。

この絵は実際、縦3,5メートル 横7,8メートルという巨大サイズで見る人に強い迫力と圧倒感を

与えます。正面や横顔が同時に描かれることで混乱や複雑な表情が表現されています。

ピカソはこの絵で平和への祈りを見る者に伝えています。

クロード・モネ

風にふわりとなびく白いドレスになびく、強い夏の光の中で青空や草木の反射鏡を受けて輝く様子が

特徴です。草むらの低い位置から見上げるように描かれいて、女性が空に浮かび上がるような

ダイナミックな様子が描かれています。影の部分は、灰色だけじゃなくて青や紫、緑を混色して

光に包まれた透明感と清涼感を生み出しています。

サルバドール ダリ 記憶の固執

カマンベールチーズが太陽の熱で溶ける様子から着想を得たとされます。

中央の地面にはまつげを伏せて眠っているようなダリ自身の自画像とも言われる横顔が描かれています

時計にはハエやアリが群がっていて死や時間の経過を暗示されています。

フラゴナール Les hasards heureux de l’escarpolette

若き貴族の女性が自身の足元を見せつける華やかな絵画です。その後方でひっそりとロープを引く

老人、そして木陰から若い恋人の3名が描かれています。女性が大きく蹴り上げた瞬間、

右足の靴が空高く飛んで、恋人の方に飛んでいくのが上手に描かれています。

ジョン・エヴァレット・ミレイ オフィーリア

恋人の心変わりや父親の死によって正気を失い、川で花をつかもうとして誤って水に落ちて溺死する

人物が描かれています。描かれている植物にはそれぞれ意味があり、赤いケシは死と眠り、

ワスレナグサは追悼、パンジーは報われぬ愛を表しています。

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