変数には1つのデータしか入らないが、配列には多くのデータを格納することができる。
たとえば「35,25,78,43,80,65,70,95,25,89」という10個のデータがあったとき、このデータを配列に格納するには以下のようにする。0番目の要素はa[0]、1番目の要素はa[1]のように参照できる。
let a = [35, 25, 78, 43, 80, 65, 70, 95, 25, 89];
リストのデータを変数を使って取り出すことでプログラミングがしやすくなる。リストaのi番目のデータはa[i]と表す。iは変数で、iが0ならa[0]、iが1ならa[2]となる。[]の中に指定する番号を添字(そえじ)またはインデックスと呼ぶ。
例題1-15-1
配列に入れた数値の合計を求める。
コード
function setup() {
createCanvas(400, 400);
let a = [35, 25, 78, 43, 80, 65, 70, 95, 25, 89];
let sum = 0;
for (let i = 0; i < a.length; i++) {
sum += a[i];
}
print('合計=', sum);
}結果

練習問題1-15-1
以下のような配列があったとき、成年か未成年かを判定して表示しなさい。
コード
function setup() {
createCanvas(400, 400);
let name = ['Alice', 'Boa', 'Elsa'];
let age = [17, 18, 20];
}結果

練習問題1-15-2
勇者が松明を使ったあと、所持品一覧を確認した。
function setup() {
let items = ["薬草", "たいまつ", "聖水"];
let itemCounts = [10, 5, 2];
// たいまつを使った
print("勇者はたいまつを1つ使用した!");
// 所持品一覧を表示
}練習問題1-15-3
上記のプログラムを改良して、使用するアイテムと数量を変数で設定できるようにしなさい。
function setup() {
let items = ["薬草", "たいまつ", "聖水"];
let itemCounts = [10, 5, 2];
// たいまつを使った
let useItem = 1;
let useCount = 1;
// 所持品一覧を表示
}練習問題1-15-4
自分で配列の問題を考えてみよう!
function setup() {
}