p5.jsの ellipse() では、角度を直接変えることはできません。
でも、rotate() を使えば、描く位置を回して傾けた楕円を作ることができます！
🧪 サンプルコード：楕円を45度回す
function setup() {
createCanvas(400, 400);
angleMode(DEGREES); // 角度を「度」で指定できるようにする
noLoop();
}
function draw() {
background(255); // 白い背景にする
translate(width / 2, height / 2); // 中心に移動
rotate(45); // 45度回転
ellipse(0, 0, 100, 50); // 楕円を描く
}💡 push() と pop() の使い方（他に影響しないように）
push(); // 回転などの設定を保存
translate(x, y); // 移動
rotate(angle); // 回転
ellipse(0, 0, w, h); // 楕円を描く
pop(); // 設定を元に戻す🧭 rotate() の0度はどこ？
| 角度 | 向き |
|---|---|
| 0度 | 右（→） |
| 90度 | 下（↓） |
| 180度 | 左（←） |
| 270度 | 上（↑） |
🌀 デフォルトでは、正の角度は時計回りになります。
↑
270度（-90）
|
← 180度 + 0度（右）
|
90度（下）🧪 線で角度を確認するコード
function setup() {
createCanvas(400, 400);
angleMode(DEGREES);
background(255);
translate(width / 2, height / 2);
// 0度の線（右向き）
stroke(0);
line(0, 0, 100, 0);
// 45度の線（右下）
rotate(45);
stroke('red');
line(0, 0, 100, 0);
}🖼️ 出力例：
- 黒の線 → 0度（右向き）
- 赤の線 → 45度（右下）
🌼 花びらをたくさん並べると「花」の形になります。