数学座標からp5.jsの座標に座標変換する方法を考える。
数学座標は画面の中央が原点(0,0)でy軸の正の向きは上方向である。一方p5.jsの座標は画面の左上隅が原点(0,0)でy軸の正の向きは下方向である。

p5.js のキャンバスのサイズはグローバル変数の width と height で得られる。数学座標の(x,y)を p5.js の座標に変換するには以下の式を使う。
px = x + width / 2
py = height / 2 - y例題2-12-1
数学座標の座標を使ってp5.jsの画面に直線を描くmathLineを定義する。
コード
function mathLine(x1, y1, x2, y2) {
px1 = x1 + width / 2
py1 = height / 2 - y1
px2 = x2 + width / 2
py2 = height / 2 - y2
line(px1, py1, px2, py2);
}
function setup() {
createCanvas(400, 400);
}
function draw() {
background(220);
stroke(0, 0, 255);
mathLine(-200, 0, 200, 0); // x軸
mathLine(0, 200, 0, -200); // y軸
}結果

練習問題2-12-1
目盛り線を入れなさい。
結果
