01-15 配列

変数には1つのデータしか入らないが、配列には多くのデータを格納することができる。

たとえば「35,25,78,43,80,65,70,95,25,89」という10個のデータがあったとき、このデータを配列に格納するには以下のようにする。0番目の要素はa[0]、1番目の要素はa[1]のように参照できる。

let a = [35, 25, 78, 43, 80, 65, 70, 95, 25, 89];

リストのデータを変数を使って取り出すことでプログラミングがしやすくなる。リストaのi番目のデータはa[i]と表す。iは変数で、i0ならa[0]i1ならa[2]となる。[]の中に指定する番号を添字(そえじ)またはインデックスと呼ぶ。

例題1-15-1

配列に入れた数値の合計を求める。

コード

function setup() {
  createCanvas(400, 400);
  let a = [35, 25, 78, 43, 80, 65, 70, 95, 25, 89];
  let sum = 0;
  for (let i = 0; i < a.length; i++) {
    sum += a[i];
  }
  print('合計=', sum);
}

結果

練習問題1-15-1

以下のような配列があったとき、成年か未成年かを判定して表示しなさい。

コード

function setup() {
  createCanvas(400, 400);
  let name = ['Alice', 'Boa', 'Elsa'];
  let age = [17, 18, 20];

}

結果

練習問題1-15-2

勇者が松明を使ったあと、所持品一覧を確認した。

function setup() {
  let items      = ["薬草", "たいまつ", "聖水"];
  let itemCounts = [10, 5, 2];

  // たいまつを使った
  print("勇者はたいまつを1つ使用した!");

  // 所持品一覧を表示

}

練習問題1-15-3

上記のプログラムを改良して、使用するアイテムと数量を変数で設定できるようにしなさい。

function setup() {
  let items      = ["薬草", "たいまつ", "聖水"];
  let itemCounts = [10, 5, 2];

  // たいまつを使った
  let useItem = 1;
  let useCount = 1;

  // 所持品一覧を表示

}

練習問題1-15-4

自分で配列の問題を考えてみよう!

function setup() {

}